Appleは、iOS17をリリースしましたが、あなたのiPhoneは、iOS17に対応しているでしょうか?
この記事では、iOS17がサポートするiPhoneモデルの完全リストを掲載しています。
iOS17の対応機種と非対応機種の一覧でご自身のiPhoneをチェックしてみてください!
対応機種以外にも、iOS17の新機能もあわせて紹介しています。
現時点(2024年6月5日)の最新iOS情報も掲載中!
記事のポイント
- サポート対象:iOS17の対応機種
- アップデート非対象:iOS17の非対応機種
- iOS17の新機能一覧
- 最新のiOS17アップデート情報
もくじ
iOS 17の対応機種一覧
iOS 17の対応機種は、A12 Bionicチップ以降を搭載したiPhoneが対象です。
iPhone XRやiPhone XS、iPhone XS Max以降のiPhoneがiOS 17の対応機種となっています。
最新のiOS 17対応機種のiPhoneは、以下のとおりです。
iOS 17の対応機種一覧
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone SE(第2世代)
サポート対象となるiOS 17の対応機種は、A12 Bionicチップ以降を搭載したモデルが対象です。
SEシリーズのiPhone SE第2世代は、A13 Bionicチップ、iPhone SE第3世代は、A15 Bionicチップを搭載しているのでもちろん対応しています。
今回、iOS 17の対応機種では、iOS 16の対応機種から3モデルが消えてしまいました。
関連記事:iOS 16対応機種まとめ!
iOS 17の非対応機種一覧
残念ながらiOS 17へアップデートできない非対応機種が決定しました。
A11 Bionicチップ搭載のiPhoneは、iOS 17へアップデートできない非対応機種となり、iOS 17へアップデートすることはできません。
iOS 17サポート対象外の非対応機種は、以下のとおりです。
iOS 17非対応機種一覧
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone X
ついに、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhoneXが最新iOSの非対応機種となってしまいました。
現時点(2024年6月5日)のiOS16の最新バージョンは、「 iOS16.7.8 」となっています。
関連記事:iOS16対応機種と新機能まとめ!
iOS 17の新機能一覧(リリースノート)
最新の「iOS17」では、多くの新機能が追加されました。
どんな新機能が追加されたのか、Apple公式ページでも紹介されています。
公開されているiOS17の新機能は、以下のとおりです。
iOS17新機能一覧
電話
- 連絡先ポスターでは、通話するときにほかの人のデバイスにあなたがどのように表示されるかをカスタマイズ可能
メッセージ
- iMessageのステッカーアプリで、ライブステッカー、ミー文字、アニ文字、絵文字ステッカー、他社製のステッカーパックを含むすべてのステッカーが1か所にまとめて表示
- ライブステッカーでは、被写体を写真やビデオから抜き出して、“キラキラ”、“ぷくぷく”、“コミック”、“アウトライン”などのエフェクトを追加して作成可能
- 到着確認で、目的地に無事に到着したときに家族や友達に自動的に通知を送り、遅れる場合には役立つ情報を共有
- 受信したオーディオメッセージの発音表記を使用してその場ではメッセージを読んで、あとから聴くことが可能
- 検索機能の改善により、連絡先、キーワード、コンテンツタイプ(写真やリンクなど)などの検索フィルタを組み合わせることで、メッセージをより早く探し出すことが可能
- 吹き出しを右にスワイプしてメッセージにインラインで返信可能
- 1回限りの確認コードの削除機能により、確認コードをほかのアプリに自動入力すると自動的にメッセージアプリから削除
FaceTime
- 相手がFaceTime通話に出ないとき、ビデオまたはオーディオメッセージを収録して伝えたいことを正確に残すことが可能
- iPhoneをカメラとして使用してApple TVでFaceTime通話を楽しむことが可能(Apple TV 4K第2世代以降)
- ビデオ通話で自分の周囲にハート、風船、紙吹雪などの3Dエフェクトのリアクションをジェスチャで追加可能
- ビデオエフェクトを使用してスタジオ照明とポートレートモードの強度を調整
スタンバイ
- ナイトスタンド、キッチンカウンターやデスクでiPhoneを横向きで充電しているときに、離れた場所からでも一目で情報を確認できるように設計された、時計、写真、ウィジェットなどのフルスクリーン体験を提供
- “時計”でデジタル、アナログ、太陽、フローティング、世界時計などのさまざまなスタイルやアクセントカラーなどを使用してパーソナライズが可能
- “写真”であなたのベストショットを自動的にシャッフル、または選択した特定のアルバムを表示
- ウィジェットによりすぐに情報にアクセスでき、スマートスタック表示で適切な情報を適切なタイミングで提供
- 夜間モードでは、周囲が暗いときに、時計、写真、ウィジェットを赤の色調で表示
- MagSafe充電器ごとの優先表示機能で、それぞれのMagSafeの充電場所での時計、写真、ウィジェットの表示設定を記憶
ウィジェット
- インタラクティブウィジェットでは、ホーム画面、ロック画面、またはスタンバイのウィジェットを直接タップして、リマインダーを完了としてマークするなどのアクションが実行可能
- Mac上のiPhoneウィジェットで、ウィジェットをiPhoneからMacのデスクトップに追加可能
AirDrop
- NameDropで、はじめて会った人とiPhoneを近づけるだけで連絡先の交換が可能
- iPhoneを近づけることでAirDropでコンテンツの共有やSharePlayセッションの開始を可能にするAirDropの新しい開始方法
Safariとパスワード
- プロファイルによって仕事用や個人用などのテーマ別にブラウズすることができ、履歴、Cookie、機能拡張、タブグループ、およびお気に入りを分けることが可能
- 使用していないときにプライベートブラウズウインドウをロックしたり、既知のトラッカーが読み込まれるのを阻止したり、URLからトラッキング識別を削除したりできるように機能が強化されたプライベートブラウズ
- パスワードとパスキーの共有で、パスワードのグループを作成して信頼できる連絡先と共有し、グループのメンバーによる変更も反映
- 1回限りの確認コードをメールからSafariに自動入力する機能によって、ブラウザから離れずにログイン可能
ミュージック
- SharePlayを使用して、車内で誰でも簡単にApple Musicをコントロールして再生可能
- クロスフェードにより、再生中の曲がフェードアウトしつつ次の曲がフェードインするため、曲が途切れることなくスムーズに切り替え可能
AirPlay
- 人工知能によるAirPlayデバイスリストによって、ユーザの好みに基づいて関連性の高いデバイス順で表示されるため、さらに簡単に適切なAirPlay対応テレビやスピーカーを見つけることが可能
- AirPlayデバイス接続の提案が事前に通知として表示され、よりシームレスに優先AirPlayデバイスに接続可能
- iPhoneと最も関連性の高いAirPlay対応デバイスの間で自動AirPlayデバイス接続が実行されるため、“再生”をタップするだけでコンテンツの視聴を開始可能
AirPods
- 適応型オーディオによって、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードが動的にブレンドされた新しいリスニングモードが提供され、周囲の状況に合わせたノイズコントロール体験を実現(ファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Pro(第2世代))
- パーソナライズされた音量によって、周囲の環境および長期的なリスニングの好みに合わせてメディアの音量を調整(ファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Pro(第2世代))
- 会話感知で、周囲の騒音を減らしつつ、メディアの音量を下げ、目の前にいる人の声を強調(ファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Pro(第2世代))
- 通話中にAirPodsのステムまたはAirPods MaxのDigital Crownを押すことで、マイクの消音と消音解除が可能(AirPods(第3世代)、AirPods Pro(第1世代および第2世代)、またはファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Max)
マップ
- オフラインマップは、行きたい、検索したい、探索したい場所の豊富な情報を事前にダウンロードしておくことによって、iPhoneがWi-Fiやモバイル通信サービスを使えないときに使用可能
- 電気自動車経路の改善により、対応する充電スタンドのリアルタイムの使用可能状況に基づいた経路を表示
画像を調べる
- “画像を調べる”の対応分野が拡張され、料理の写真から似たようなレシピを調べたり、店頭の写真から“マップ”の情報を調べたり、洗濯表示などの表示や記号の意味を調べたりすることが可能
- 写真やビデオの背景から複数または1つの被写体を抜き出して、“メッセージ”などのアプリに追加することが可能
- ビデオで“画像を調べる”を使用して、一時停止したビデオフレームに映っている対象物について調べることが可能
- 写真の被写体に“画像を調べる”を使用して、写真から抜き出した被写体の情報をコールアウトメニューから直接調べることが可能
ヘルスケア
- “心の状態”の振り返りでは、一時的な感情や日々の気分を記録し、自分に最も影響している要因を選択し、どう感じているかを確認することが可能
- インタラクティブグラフでは、時間とともに心の状態がどのように変化したか、また、運動、睡眠、マインドフル時間など、どの要因の影響が大きいかを知ることが可能
- 心の健康のアセスメントによって、うつ病や不安障害の現在のリスクを把握し、サポートを受けるのがよいかどうか確認することが可能
- “画面との距離”では、Face IDでも使用されるTrueDepthカメラを活用し、デバイスを見るときに遠ざけるように促して、デジタル眼精疲労を減らし、子供の近視になるリスクを軽減することが可能
プライバシー
- “センシティブな内容の警告”を有効にすることで、“メッセージ”、AirDrop、電話アプリの連絡先ポスター、およびFaceTimeメッセージで、ヌードを含む画像が予期せずユーザに表示されるのを防止
- “コミュニケーションの安全性”によるお子様への保護が拡張され、“メッセージ”、AirDrop、電話アプリの連絡先ポスター、FaceTimeメッセージ、およびシステムの写真ピッカーでお子様が送受信する可能性のあるヌードを含む画像に加え、ビデオも検知可能
- 共有権限が改善され、埋め込まれた写真ピッカーと追加のみの“カレンダー”権限でのアプリとの共有項目をさらにコントロール可能
- リンク追跡保護により、リンクの機能は残しつつ、“メッセージ”、“メール”、およびSafariのプライベートブラウズで共有されたリンクから、一部のWebサイトがそのURLでユーザをほかのWebサイトでも追跡するために使用する余分な情報を削除
アクセシビリティ
- アシスティブアクセスにより、電話とFaceTime、メッセージ、カメラ、写真、およびミュージックでアプリの重要な機能だけが提供され、大きな文字、視覚的な代替物、絞られた選択肢などよって認知的負荷を軽減
- ライブスピーチで、話したいことを入力して、電話、FaceTime通話、および対面の会話で読み上げてもらうことが可能
- “拡大鏡”の検出モードの“指差し読み上げ”により、ドアのキーパッドや家電のボタンなど、小さいテキスト表示のある物のテキストをiPhoneで読み上げ
iOS 17のアップデート最新情報
〈 2024年6月5日(水)現在 〉
iPhoneの最新iOSのバージョンは、「 iOS17.5.1」です。
iOS17リリースからの機能の追加およびバグ修正を含むアップデート情報は、以下のとおりです。
iOSバージョン | リリース日 |
iOS17 | 2023年 9月19日(火) |
iOS17.0.1 | 2023年 9月22日(金) |
iOS17.0.2 | 2023年 9月27日(水) |
iOS17.0.3 | 2023年 10月5日(木) |
iOS17.1 | 2023年 10月26日(木) |
iOS17.1.1 | 2023年 11月8日(水) |
iOS17.1.2 | 2023年 12月1日(金) |
iOS17.2 | 2023年 12月12日(火) |
iOS17.2.1 | 2023年 12月20日(水) |
iOS17.3 | 2024年 1月23日(火) |
iOS17.3.1 | 2024年 2月9日(金) |
iOS17.4 | 2024年 3月6日(水) |
iOS17.4.1 | 2024年 3月22日(金) |
iOS17.5 | 2024年 5月14日(火) |
iOS17.5.1 | 2024年 5月21日(火) |
- iOS17では、多くの新機能の追加および不具合の修正をアップデート
- iOS17.0.1では、重要なセキュリティ修正が含まれたアップデート
- iOS17.0.2では、設定中に別のiPhoneから直接データが転送できなくなる問題を修正
- iOS17.0.3では、iPhoneが動作中に予想よりも熱くなることがある問題に対応
- iOS17.1では、AirDropの通信範囲外に移動してもインターネット経由でAirDropの転送を継続できる機能を追加。その他iPhoneでのスタンバイ、Apple Musicやその他機能の向上、バグの修正、セキュリティのアップデートが含まれています
- iOS17.1.1では、特定の車種の車内でワイヤレス充電を行なったあと、まれにApple Payとその他のNFC機能がiPhone15モデルで使用できなくなる問題を解消。また、天気のロックウィジェットに雪が正しく表示されないことがある問題を解消
- iOS17.1.2では、重要なセキュリティ修正が含まれたアップデート
- iOS17.2では、ジャーナル、アクションボタン、カメラ、メッセージ、天気アプリで機能の改善およびバグの修正が行われています。
- iOS17.2.1では、特定の条件でバッテリーが早く消耗することがある問題を解決しています。
- iOS17.3では、盗難デバイスの保護機能による追加のセキュリティ対策が導入されています。その他のアップデートおよびバグの修正を含みます。
- iOS17.3.1では、タイプ入力中にテキストが予期せず複製されたり重なって見えることがある問題を解決。
- iOS17.4では、新しい絵文字の追加や機能強化やバグの修正が含まれたアップデートとなっています。
- iOS17.4.1では、バグの修正やセキュリティアップデートが含まれており、すべてのユーザーに推奨されています。
- iOS17.5では、新しいプライドラディアンスの壁紙を追加、ユーザーのものでないBluetoothトラッカーがユーザーと移動している場合に通知
- iOS17.5.1では、消した写真が復活するバグの不具合を修正
iPadOS 17対応機種は?サポート対象と対象外機種一覧
WWDC23で最新iPadOS 17の新機能が発表され、2023年9月19日(火)にiPadOS 17がリリースされました。
iPad Pro第2世代以降のiPadがiPadOS 17の対応機種となっており、iPad Pro第1世代がサポート対象外となりました。
iPadOS 17対応機種
- 12.9インチiPad Pro(第2世代以降)
- 10.5インチiPad Pro
- 11インチiPad Pro(第1世代以降)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad(第6世代以降)
- iPad mini(第5世代以降)
詳しくは、下記の記事で紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
関連記事:iPadOS 17の対応機種まとめ!
iOS 17の対応機種まとめ
お使いのiPhoneは、対応機種でしたでしょうか。
最新のiOS 17対応機種と非対応機種をまとめると以下のとおりです。
〈 iOS 17について〉
対応機種 | iPhone 15シリーズ iPhone 14シリーズ iPhone 13シリーズ iPhone 12シリーズ iPhone 11シリーズ iPhone SE第3世代 iPhone SE第2世代 iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR |
非対応機種 | iPhone X iPhone 8 iPhone 8 Plus |
非対応機種でもiOS 16のセキュリティアップデートは配信されています。
iOS 17では、新機能がたくさん追加されていますので、まだiOS 16の方は、早めのアップデートをおすすめします。
最後まで、ありがとうございました!