ソフトバンクより「ソフトバンクより携帯電話料金お支払いに関するお知らせ」というタイトルのメールが届きました。
結論から言うと、このメールは、ソフトバンクを装ったフィッシング詐欺メールです。
今回の記事のポイントは、以下のとおりです。
詐欺メールについて
- ソフトバンクを装った詐欺メールの内容は?
- 詐欺メールの手口・狙いとは?
- 騙されないための対策は?
今回届いたソフトバンクを装った詐欺メールの内容をすべてご紹介します。
こういった詐欺メールに騙されないための対策もあわせてご紹介しますので、最後までチェックしてみてください!
新たな詐欺メールを追記
詐欺メールのタイトル
- ソフトバンクよりシステム更新のためのアカウント情報変更のご案内
- ソフトバンクより携帯電話料金の支払いに関するお知らせ
- 【重要】ソフトバンクのアカウント支払いに関するお知らせ
- 【注意】SoftBankより携帯電話料の 払いに関するお知らせ
- 【注意】SoftBankより携帯電話料金n支払いに関するお知らせ
もくじ
タイトル「ソフトバンクより携帯電話料金の支払いに関するお知らせ」
届いた詐欺メールの内容
今回、届いた「ソフトバンクより携帯電話料金の支払いに関するお知らせ」のメール内容は、以下のとおりです。
【メールタイトル】
ソフトバンクより携帯電話料金の支払いに関するお知らせ
【メール内容】
平素よりソフトバンクをご愛顧いただき、誠にありがとうございます
ご利用中の携帯電話料金のお支払いに問題が発生しています。
内容の詳細は、こちらの新しいし、支払い方法の情報を更新してください。
ログインする
ご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全のため、利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
※配信元情報
ソフトバンク(株)
東京都港区海岸1-7-1
上記は、届いたメールの内容とおり、記載しています。
簡単に言うと、携帯電話料金の支払い情報がおかしいため、ログインして情報を更新してください。
更新せずにこのままだと携帯電話の使用を制限(止める)しますという案内のようです。
このメール本文内になる「ログインする」というリンクを開くとどうなるのか、それも合わせてこの詐欺メールの手口もご紹介します。
詐欺メールの手口・狙いとは
上記は、「ログインする」をタップして開いたMy Softbankのログインページです。
偽物のログインページと本物のログインページの違いがわかるでしょうか。
わかりやすいポイントは、URLが異なるところです。
偽物は、SoftBankという文字すら無いですね。
でも、慌ててログインしようとしていたら気づくでしょうか。
こういった詐欺メールの特徴は、以下のとおりです。
注意ポイント
- 緊急性を装って相手に考える時間を与えない
- ログインして確認してくださいと誘導してくる
- IDとパスワードを入力させる
相手は、とにかくあなたにIDとパスワードを入力してほしいのです。
そんな巧妙な詐欺メールに騙されないために、いくつか詐欺メール対策をご紹介します。
タイトル「ソフトバンクよりシステム更新のためのアカウント情報変更のご案内」
追記:届いた詐欺メールの内容
新たに詐欺メールが届きましたので、メール本文の内容と、詐欺メールの手口・狙いを追記します。
今回届いた「ソフトバンクよりシステム更新のためのアカウント情報変更のご案内」のメール内容は、以下のとおりです。
【タイトル】
ソフトバンクよりシステム更新のためのアカウント情報変更のご案内
【メール内容】
いつもソフトバンクをご利用ありがとうございます。
この度、システムメンテナンスに伴い、お客様のアカウント情報の更新が必要となりました。更新を行わない場合、以下のような一部のサービス制限が発生する可能性がございます。
通信速度の低下
一部アプリケーションの利用制限
オンラインサポートへのアクセス制限
お客様情報の変更制限
大変お手数をおかけしますが、アカウント情報の更新をお願いいたします。更新方法は以下の通りです。
https//○○○○.jp
ソフトバンクの公式ウェブサイトにログインしてください。
「マイアカウント」ページに進み、プロフィール情報を確認してください。
必要に応じて情報を更新し、「変更を保存」ボタンをクリックしてください。
なお、システムメンテナンスによる影響は、更新後すぐに解消されます。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にカスタマーサポートまでお問い合わせください。
今後ともソフトバンクをよろしくお願いいたします。
敬具
ソフトバンク株式会社
上記のメール内容の詐欺メールが届きました。
差出人も「ソフトバンク」となっていますが、メールアドレスを見るとソフトバンクと関係のないメールアドレスになっています。
今回の詐欺メールの手口と狙いをチェックしていきましょう。
アカウント情報更新を促す狙いと手口
今回の詐欺メールの狙いとしては、メールに記載されているURLから架空サイトへと誘導し、マイソフトバンクのログインIDとパスワードを盗み取ることです。
メール内にマイソフトバンクのリンクが記載されていますが、設置されているURLとは全く別のものです。(見た目の文字とリンク先が異なる)
URLを開くとマイソフトバンクと全く同じな架空サイトが表示されます。
万が一、ログインIDとパスワードを変更した場合は、急いでパスワードの変更をしましょう。
今回の手口も同じく、相手に急がして考える時間を与えません。
- 通信速度の低下
- 一部アプリケーションの利用制限
- オンラインサポートへのアクセス制限
- お客様情報の変更制限
早くログインして更新しないと上記を制限するとログインを促します。
完全な架空サイトへと誘導してログインIDとパスワードを盗み取る詐欺メールなので、ログインする必要はありません。
フィッシング詐欺メール対策
メールに記載のURLからログインしない
例えどんなに巧妙な詐欺メールでも、詐欺メール内に記載されたURLを開かなければ、架空サイトへ誘導することができません。
もしこれが詐欺メールではなくて、本物のメールだったら・・・と気になってしょうがないかもしれません。
それなら、そのメール内のURLではなく、自分のブックマークやお気に入り、アプリから状況を確認するようにしましょう。
メール内のURLからログインするのは、絶対やめましょう!
よく利用するサイトは、ブックマークやお気に入りに登録しておき、よく使うところからログインすれば、騙させて誘導されることはないはずです。
私は、たとえ本物のメールでもメール内のリンクから確認することはありません。
日頃から癖をつけおくと、メール内のリンクを安易にタップしません。
夜中にこういった詐欺メールが届くことがあるので、朝まだ目が覚めていない状態でのメールのチェックにはご注意を!
メールアドレスの変更
迷惑メールが届かないのが1番いいので、メールアドレスを変更できるなら、一旦迷惑メールを避けることができます。
でもそれは一時的でまた詐欺メールが届く可能性はゼロではありません。
メールアドレスを変更しなければ、1度届いた詐欺メールは、必ず2度、3度と詐欺メールが届きます。
もしメールアドレスを変更できるのであれば、おすすめです。
メールタイトルや本文を検索して判別
こういった詐欺メールは、あなただけに送信されている訳ではありません。
不特定多数に一斉に送信されています。
なので、怪しいメールのタイトルや本文などをコピーし、GoogleやTwitterなどで検索してみてください。
おそらくあなたと同じくメールが届いている方がいるはずです。
詐欺メールが届くからといって、あなたを特定しているとは限りません。
相手は、メールアドレスを知っているだけで、あなたが何ユーザーで男性なのか女性なのかもわかっていないはずです。
ソフトバンクを装った詐欺メールが、ドコモユーザーに届く場合もあります。
焦らずに対処しましょう。
まとめ
今回は、ソフトバンクを装った詐欺メールを紹介しました。
過去にも以下の詐欺メールを紹介しています。
関連記事:My SoftBankのサービスはまもなく停止しますという詐欺メール
ログインを促すメールのほとんどは詐欺メールと思った方がいいかもしれません。
あとあなたの名前が記載されていない案内メールなど。
たとえメールに騙されてもメール内のリンクからログインしなければ大丈夫です。
万が一、ログインしてしまった場合は、急いでパスワードの変更を!
ソフトバンクの公式ページでも注意喚起をしているのでチェックをしてみてください。
最後まで、ありがとうございました!